事業内容について
当社が製造しているのは工業用のバルブです。バルブとは流体を制御する"弁"のこと。国内外のさまざまなプラントや装置、工場などで当社の製品は使われており、エネルギー関連企業をはじめ、電力会社や鉄鋼業といったコマーシャルでよく目にする大手企業にも多くの製品を提供しています。
用途に応じてオーダーメイド、の受注生産が当社の基本姿勢。仕様の検討・提案から開発、資材調達、加工、溶接、組立、検査、メンテナンスまでのパッケージまたは一部を担うことで産業インフラを支え、各所から信頼を得ています。自社製品ほかOEM生産、さらに他社製品のメンテナンスや改造なども請け負っています。
当社の強みについて
ズバリ、確かな技術力と対応力です。1947年の創業から永続的に磨いてきた生産技術や知識をもとに、量産型の大手では難しい個別対応で多彩なニーズを形に。むしろ「無理難題こそやりがいのある仕事」と全社一丸となって実現に努めるため、「困ったときの中村バルブ」と多くの信頼を集めています。あくまで国産の資材にこだわりながら、低コストや短納期にも細やかに対応する。それが当社の誇りとも言える基本姿勢です。
またISOの認定機関からも誉められたのは、単にモノを販売するだけではない営業職の働きです。お客様からの質問に即答できるのは、豊かな知識と技術があればこそ。それらを有した営業が、お客様にとって最良の提案を行うことができるのは最大の強みでしょう。
今後の展望
代表取締役社長 中村武則
世の中の流れに伴い、バルブ業界を取り巻く環境も変化しています。エネルギーの多様化と地球環境への配慮から、現在はより多種多様のバルブが必要とされています。それにきめ細やかに対応していくためにも、培ってきた技術を守り伝え、よりレベルアップしていくことが必要でしょう。それが作業の効率化にもつながり、今にも増してお客様のニーズに応えられるカギだと当社は考えます。
流体あるところにバルブあり。古代ローマの遺跡からバルブが発掘されたという史実を考えても、2000年前から存在していたものは今後も永きに渡り必要とされることでしょう。常に時代に即応し、変化をいとわず前進しながら、連綿と続く歴史を紡いでいくことが私たちの使命だと思っています。