開発から製造、検査まで一貫して担うのが当社の基本方針。どんなに難しいニーズでも各部門が力を結集し、一丸となって取り組んで実現を目指します。一つひとつの工程にそれぞれのこだわりが集約されています。
お客様の質問に即答できる知識が「技術営業」の強み。仕様検討や原価計算、見積作成などに際しては他部署とのコミュニケーションが大切。バルブに関するさまざまなお客様からの相談を受注につなげるのが営業の仕事です。
営業が受注した案件に対して、製造番号を付け、生産日程表を作成。生産計画から工程管理、出荷まで一連の流れを掌握します。
当社の製品は、その半分程度がお客様の要望をもとにしたオーダーメイド。営業が受注した案件に対して、設計担当が設計図となる図面や部品表を作成し、調達部門や製造部門へと引き渡します。
設計図をもとにバルブの主材となる鋳物や構成部品を発注。調達された材料は生産管理の付けた製造番号と照合され、製造現場へと運ばれます。
旋盤を使用しての「削り」、ドリルによる「穴開け」など、図面を確認しながら一つひとつの部品に応じて最適な機械と工具を選定し加工を行います。ここでの"できばえ"が製品の品質を決定づけるといっても過言ではありません。
特殊な金属を溶かしてつけることにより、製品の摩耗を最小限に。シート面と呼ばれる流体を止める重要な場所への溶接も、製品の性能を左右する大切な工程。溶接の資格者が丁寧に作業します。
自分の仕事の”できばえ”は自分でチェックし、次の工程へ引き渡すのが基本。ただし、重要な部品や加工箇所については、厳しいと評判の品質保証課によるチェックが行われます。これも品質の高い製品を送り出すため。この工程をクリアして、ようやく出荷が見えてきます。
バルブは多くの部品で構成されています。⑦をクリアしてきたものを組み立てるのが最後の仕上げ。
ここでも油断はせず、バルブとしてしっかりと機能するよう丁寧に組み上げられ、最後の関門、検査場へと運ばれます。
圧力検査などのバルブとしての機能の最終チェックが検査員によって全数行われます。これに合格して、ようやく製品となります。
全ての工程を経て塗装も施され、梱包され、あとは出荷を待つだけ。