お客様から問い合わせのあったバルブの製造について、技術や製造など他部門と協議しながら見積もりの算出を行い、受注へと結びつけるのが仕事です。基本的に新規訪問はせず、既存のお客様やその紹介によるお客様からの問い合わせに対応することがほとんど。そのため社内にて電話応対による製品説明やサービス情報の提供を行う営業スタイルが主です。
最も特徴的で強みとも言えるのは、お客様からの質問に即答できる「技術営業」であることでしょう。その分、社内の技術情報や機械情報などを常に把握し、勉強を怠ることができません。その上に成り立つクイックレスポンスこそ、私たち営業職の一番の強みだと思っています。
無理難題を解決することに尽きますね。中には、大手をはじめ何社にも断られ、藁をもすがる思いで当社に問い合わせをくださるお客様もいます。その依頼のために部門を超えて力を結集し、基礎となる技術をさまざまなアプローチで応用しながら全社で実現に向けて取り組む。その結果、ニーズにがっちりハマるもので応えられたときには、何ものにも代え難い達成感を覚えます。さらにお客様から「どこからも断られたのに本当にありがとう」という感謝の言葉をいただいたときは、それまでの苦労も忘れる思いですね。
また当社の製品は、誰もが名前を知る大企業で使われています。新潟に居ながらにして大手と渡り合える醍醐味も、やりがいにつながるひとつの要素かもしれません。
成長産業とは言えないかもしれませんが、流体があるかぎりバルブ製造は決してなくならない仕事です。大きな展開を目指すよりは、さらに足場を固めるべく、今ある技術を磨いていくのが当社の方針です。
数年前に比べると、当社の受注のうち自社製品の割合は格段に上昇しており、多いときは半数以上を占めるほどに。それも営業力の向上によるものと自負し、さらなる高みを目指すため、今回ともに力を尽くすことのできる営業職を募ることになりました。当社は少数精鋭です。一人ひとりの力が業績に反映されるため、やりがいを持って取り組むことができると思いますよ。自ら考えて行動できる、若く頼もしい力に期待しています。
8:00 | 出社 |
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8:10 | ラジオ体操 |
8:15 | 月曜のみ全体朝礼 |
8:20 | メールチェック、今日の仕事の確認 |
8:30 | 業務開始。主に電話応対など |
12:10 | 昼休み。会社で弁当を食べ、ゆったり過ごす |
12:55 | 午後の業務開始。顧客が来訪。工場見学も兼ねて打ち合わせ |
18:00 | 書類作成など |
19:00 | 帰宅。海の状況を見て夜釣りへ |
バルブが図面通りにつくられているか、寸法は正しいかなど、求められたスペックを満たしていることを計測器でチェックし、品質を保証する仕事です。また非破壊検査を行い、製品に有害な欠陥がないかを調べるのも大切な仕事の一つ。それらの結果を踏まえて報告書や成績書などの資料を作成し、お客様に提出するところまでが私の業務です。
品質保証に必要なのは、設計者でも加工者でもない第三者の目。様々なことに疑いを持ちながら、しっかりと製品を見ることです。私たちが間違いを正しく見つけることは、会社や製品に「マイナス」を生まないことにつながります。だからこそ、常に第三者の目線で製品と向き合い、会社の信用を守ることが使命だと感じています。
少々語弊があるかもしれませんが、製品に間違いを見つけたときに面白みを感じます。なぜなら、私たちにとってはそれが会社の役に立つということだから。細部まできっちりチェックし、中村バルブの格を下げないための働きをすることが、大きなやりがいにつながっています。
時には、三次元測定機のようなものを使わないと測定不可能なものを測れと言われることも(笑)。それでもなんとかするのが品質保証。無理難題に直面したり板挟みになることも多い部署ですが、普段から他部署との連携や信頼関係づくりに気を配って対処しています。またどんな問題が起きても深刻になりすぎないよう、常に笑顔でいることも心がけています。
目標は直属の上司。常に工場全体の動きを把握し、どんな質問にも的確な答えをくれる姿に、品質保証はこうあるべきという理想を見ています。私は大ざっぱなところがあるので、細やかな気づきを大切に、少しでも近づけるよう努力したいと思っています。
加工したものを測定し、間違いがあったら指摘する仕事なので、独りよがりや勘違い、見誤りがないよう重ねて確認することも引き続き心がけたい点。また、写真と文章で構成する修理品の報告書などは、お客様に分かりやすいよう、きれいに整えて提出することもテーマの一つです。まだ入社2年目なので、あまりこだわりを持ちすぎず、教えてもらったことを素直に吸収したいと思っています。
8:00 | 出社。「地元出身なので実家から通っています」。 |
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8:10 | ラジオ体操。その日のスケジュール確認と上司との簡単な打ち合わせ、メールチェック。 |
8:30 | 検査。工場へ出向き、寸法の測定など。日によって書類整理などのデスクワークを行うことも。 |
12:10 | 昼休み。自宅が近いので帰宅して昼食をとる。 |
12:55 | 書類作成。報告書の作成や各種書類の整理などデスクワーク中心。 |
15:05 | 5分休憩後、打ち合わせへ。設計担当と打ち合わせ。その後、再び工場で計測などを行う。 |
16:55 | 日報を作成して業務終了。帰宅後は趣味を楽しむ。柏崎まで海釣りに出かけることも。 |
黙々と取り組める仕事がしたかったので、学生時代から製造業に興味があり、できるだけ自宅に近い工場に勤めることを希望していたんです。その条件に合った当社を見学した際、職場の雰囲気もいいし、仕事にやりがいもありそうだったので迷わず志望しました。
私が所属する工作4係は、仕切り弁のハンドルなど、バルブの中の比較的小さな部品を製造しています。旋盤を回して製品を削るのですが、入社当時は思い込みや勘違いが生じて、同じミスを何度か繰り返してしまったことも。でも何も知らなかった私に一から作業を教えてくれた先輩方が、そのつど分かるまで説明してくれたので、一つひとつが身になりました。今は仕事にも慣れてきて、少しずつですが成長も実感しています。
今までできなかったことができるようになったとき、自分の成長を実感するとともに、この仕事をやっていて良かったと思います。特に、かつては「まだ早いから」と触らせてもらえなかった機械を担当し、それを問題なく扱うことができたときには何よりの喜びを感じますね。仕事の難易度はさまざまなので、一歩一歩難しい仕事をクリアすることによってモチベーションが上がり、少しずつですが自信が持てるようになってきました。
このように自分の成長の度合いがハッキリと分かるので、目標も立てやすく、常に上を目指して作業ができるのは大きな魅力。頼りになる先輩方が見守ってくれているという安心感にも、日々支えられています。
まず近いところの目標は、技能士の資格を取得することです。これによってより高い技術を習得し、さらなる作業の効率化を目指します。加工速度が上がれば自ずと1日にできる仕事量も増え、結果的に会社に貢献できるでしょう。将来的には、お世話になった先輩や上司に「こいつになら任せられる」と信頼され、採用してくれた会社に恩返しができるような働きをすることが私の目標です。
そのためにも日々の仕事に誠実に取り組んで経験を重ねること、スピードと正確さを兼ね備えた作業を身につけることが、今の自分には必要だと思っています。
8:00 | 出社 |
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8:10 | ラジオ体操 |
8:15 | 所属部署のミーティング。係長の指示を受けて今日の業務開始。 |
12:10 | 昼休み。持参した弁当を食べた後はくつろいで体を休める |
12:55 | 午後の業務開始。午前中と同様に係長の指示を受けて作業する |
17:00 | 帰宅。所属する社会人バスケットチームの練習へ。体を動かして気分転換 |
入社してからの1年間は、製造の様々な工程を回って当社のモノづくりを学びました。現在はバルブのボンネット部分の加工を担当。NC旋盤を使って中を削り、内径の仕上げまで行っています。加工条件は材料や形によって異なり、過去の実績を応用できるものもあれば、一から考えなくてはならない新規の製品も。いずれも製品ごとに身につけるべき知識が多くあるため、経験を重ねることがスキルアップにつながっています。
最初に一人で加工に臨んだとき、大きな失敗をしてしまいましたが「みんなが通る道だから」と先輩方は優しくフォローしてくれました。二度と同じミスをしないよう、手順や安全の確認をしっかりと行いながら、少しずつ成長していきたいと思っています。
あれこれ考えながら加工したものが、計画通りの工程を経て目指していた形になったときに最も喜びを感じます。また作業の段取りは全て自分で考えるので、この時間内にここまでは加工したい、これくらいの寸法を出したいといった計画の通りに作業が進んだときにもやりがいを感じます。
バルブの形状は様々で、中には機械に乗せることができず加工が不可能なものもあります。最も頭を悩ませるのは、そういう製品に取り組むとき。まずは自分で考えたり調べたりした上で、それでも解決法が分からなかったら先輩や上司に相談します。皆さん丁寧に教えてくれるので、それを学びの機会ととらえて知識を蓄えるよう努めています。
まだボンネット加工に必要な一種類の機械しか任されていないので、今はそれをきっちりと自分のものにするのが目標です。そしてゆくゆくは、周りの先輩方のように多くの機械を一人で動かせるようになるのが目標。どのような加工でも、必要なときにさっと担当できるくらい力を高め、会社のために役立ちたいですね。
そのためにも、まずは安全第一。当社で製造するバルブは大きなものが多く、それを回転させて加工するため、一歩間違えたら危険につながる場合もあります。段取り不足によるミスを繰り返さないためにも、しつこいくらい手順を確認してから仕事を進めるよう心がけています。
7:50 | 出社。作業着に着替え、前日に追加された作業を確認。 |
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8:10 | ラジオ体操。その後、月曜は全体朝礼、それ以外の日は部署ごとの朝礼へ。 |
8:30 | 作業スタート。担当する工程の機械を管理。声がかかれば他工程のヘルプに入ることも。 |
12:10 | 昼休み。食堂で持参した弁当を食べる。「朝ごはんの残りを詰めた簡単なものですが」。 |
12:55 | 作業スタート。午前中の続きを行う。最後にその日の作業内容を記録。 |
17:00 | 作業終了。帰宅後は趣味のプラモデルづくりやジョギングを楽しむ。 |